このブロウは社会学かぶれの自分が、日々過ごす中で感じた事、読んだ物、多々ある中、適当に思った事をちょっと社会学的に見てみようか、程度のブログです。


by gsocio

出会いサイト規制法による害

f0192765_2317458.jpgちょっと前にニュースになっていたが、出会いサイト規制法に異性間の性的行為しか想定に入れていない事が問題にされていた。この事自体からこの法律の買収に対する認識の浅さが伺える。

元々売春は男性が買い女性が売る物とはなっていなく、ギリシャ時代から男娼は存在していたし、同性愛専門の男娼も存在していた。売春とは金銭的力関係の上に成り立つものであり、男女の力関係は問題ではない。歴史的な金銭的力関係から男性が女性を買うのが支流に成っているだけである。

現に一昔前に流行った買春旅行に置いて今一番の成長を見せているのは先進国の女性の買春旅行である。これは女性が金銭的力を得た事により金銭的力の劣る男性を買っている形であり。力の関係は男性の買春となんら変わりは無い。

この売春の根本的な力関係を認識していれば同生間での売春は想定してい事はありえない。しかし、想定していなかったところを見ると売春行為が少女のみで行われている行為ではなく少年から女性に対しての売春行為も想定には入ってはいないだろう。勿論、法的な強制力はある物の取り締まりは行われているかは、かなり疑問だ。

この、ニュースのもう一つの心配な点は、この報道により更にこの様な売春行為を行う少年達が現れないかと言う点だ。

売春をする少年の中には家庭内で暴力の問題を抱え家出をしている者も居る。それがサポにプラスして宿を求める理由にもなっている。勿論、少女の場合も同様だが、少女の売春の容易さは周知の事実なので、実質的これ以上の急激な増加は見込まれない。しかし、少年の場合は今回のニュースに見るようにその特異性が注目を集める要因となりえた。

この動きは90年代のブルセラ、デートクラブから形成される援助交際ブームに近いものがある。元々、女子高生の売春行為はごく一部歩女子高生が裏で行っていた物だったのが(Q2やテレクラではその前から存在はしていた)テレビでセンセーショナルに取り上げられた事により、一般の女子高生達が大挙してデートクラブ等に押し寄せた経緯がある。

それまで、デートクラブでは売春行為を行う女子高生は殆ど居なく、如何にやらせずに儲けるかが重要だった。これは上客の男性をデートクラブ内の女子高生で回していた事が背景にある。もしウリを行うと男性客が一人の子に固定化していまい他の女の子たちは客を失う、また他の男性客もウリをする女の子に集中してしまうので、ウリをしない女の子達はさらに男性客を失っていく。

こうした背景からウリをする女の子はデートクラブ内のグループ完全にはぶかれてしまい、そのデートクラブに居られなく成ってしまうと言った状況があったが。それがゆえに、ウリをしないで稼ぐ事が求められたのだが、テレビでごく一部のウリをするデートクラブの女子高生の情報が流れたために、今までその様な稼ぎ方を知らなかった多くの女子高生がウリを目的としてデートクラブに押し寄せた。それにより、ウリをしない元々居た女の子達はデートクラブには居られなくなり、デートクラブその物の様相も様変わりしてしまった経緯がある。

この例と同様にメディアの報道により新たな稼ぎ方を知ってしまった少年達は当時の女子高生とはまた違った意味での場所代を稼ぐために急激な増加も想定しておくべきだろう。しかしながら、規制をかければ意と言う問題ではない。

規制をかければ動機は解消されることは無いので問題はアンダーグラウンド化してしまい、状況把握が困難に成ってしまう。把握できたとしても極一部の人間だけだ。その一部の人間が下すこの問題のアンダーグラウンド後の裁定をいったい誰が評価できるだろう。

目に見えない所にある事は消えてしまった訳ではなく見えないだけだ。問題はそこにあり続ける。また解消できない問題であるならば如何にその問題と付き合っていくかと言う事が重要に成ってくる。どちらにしても過剰に目に見えるものだけに反応して対応していては問題はアンダーグラウンド化してしまうだけだ。
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by gsocio | 2009-05-24 23:19 | 社会系